2001年07月16日
神岡鉄道
笹津から神岡の間、約40kmを結び、鉱石などを運んでいた神岡鉄道の遺構(橋
脚)です。
笹津の旧道沿いにあります。
笹津から途中の猪谷の間は、高山本線が開通した昭和6年には廃止されています
から、実に70年も前のものになります。
で、これがすごいのは、後ろの倉庫。この橋脚を抱きかかえるようにして建っ
ています。
たいがい古い倉庫ですが、なにしろ相手は70年も前の橋脚。壊そうとしたも
のの叶わず、あきらめて取り込んでしまっています。
半分壊しかけた橋脚の、微妙な曲線に合わせて壁の板を切り取っている細工が
泣かせます。
投稿者 inouye : 2001年07月16日 06:25