2006年10月28日
新神通川橋梁
明治41年(1908)にできた県内に残る最も古い鉄橋です。
県内の土木モノとしては、古さ、規模、メンテナンス、育ちの良さなどピカイチですが、ただ地味です。
もともと北陸線が走っていたこの鉄橋、県内を通る北陸本線のこのほかの鉄橋は50年ほど前に複線電化されたときに新しいものに掛け替えられてしまいました。しかし、この鉄橋だけは当時線路を共有していた高山線を分離するために残り、今は高山線用として使われています。
北陸新幹線が通ってもきっとこの鉄橋は残ると思いますが、おそらく写真で言うと手前側(新神通川橋梁を隠すように)に新幹線用の橋ができると思いますので、この姿ももうしばらくしたら見ることができなくなるかもしれません。
投稿者 inouye : 2006年10月28日 20:32